当ブログに掲載されているイラストは、株式会社トミーウォーカーの運営する『シルバーレイン』の世界観を元に、株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。イラストの使用権は作品を発注した川崎紀里恵に、著作権は絵師様に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。 スポンサーサイト
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【仮プレ】狂える道化師の夜 |
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それは、中学校3年生の夏でした。 学校がある平日の昼間、公園のベンチに腰掛けたアタシは、ヘッドフォンでその当時好きだったロックバンドの2枚目のアルバムを聴いていました。 とても静かな午後でした。 アタシがアルバムの最後の曲の半ばほどを聞いたところで、突然CDが途切れました。 CDプレイヤーの再生ボタンを何度か押してみましたが、音楽は再生されません。 アタシはヘッドフォンをはずしてふと公園の入り口を見ました。 「ぐぉおおおおおおおおおおおお」 遠くから声が聞こえました。 その、悲痛な叫び声を発するものはだんだん近づいてくるようでした。 公園の入り口から、大男が入ってきました。 その大男は傷つき何かかから逃げているようでした。 大男の腕には鎖の切れた手錠がはまっていました。 その大男の後から髪の長い女のヒトが入ってきました。 その女のヒトは銃のようなものを構えていて、大男に狙いを定めると、 --パァン!パァン! と2発撃ちました。 大男が体勢を崩します。 --パァン! 立ち上がろうとする大男にもう1発撃つと、女のヒトは大男との距離を詰めます。 大男が女のヒトに殴りかかりました。 女はそれを華麗にかわし、大男の懐に詰めると手から光のようなものを発しました。 その光は気のようなもので、それは衝撃となって大男は後ろへ吹き飛ばされました。 アタシは立ち上がり大男に近づきました。 なぜそうしたのかは今でもわかりません。 女のヒトがアタシに近づくなとか危ないだとかそういったことを叫んでいたようにおもいます。 アタシは大男のそばに屈み込み、傷口の様子を確かめると、自然と体が動きました。 いつのまにかアタシの手にはメスが握られていて、大男の傷口を切り裂き弾丸を摘出しました。 そして気がつけば医療用と思われる針と糸で、大男の傷口を縫い合わせていました。 一心不乱にその行為をしていたようにおもいます。 「花嫁か・・・・」 大男の体に包帯を巻き終えたとき、後ろから呟きが聞こえました。 振り返ると先ほどの髪の長い女のヒトがアタシたち、大男とアタシを見据えていました。 「アンタ能力者?その制服は銀誓学園でしょう?」 「そうだけど、能力者ってなに?」 「能力者はね・・・・----」 髪の長い女のヒトはアタシに能力者やシルバーレイン、そしてゴーストのことを時間をかけてゆっくりと説明してくれました。 どれもはじめて聞く話でしたが、なぜかすんなりと信じることができました。 「アンタは電車に乗らなくっちゃいけない。江ノ電の江ノ島駅にいって、ホームで待ちなさい、きっとアンタのための電車が来るから、その電車がどの電車かはアンタはきっと知っている。」 「それじゃあ、またね。運命の糸が繋がっていればまた、会えるから・・・・・」 そう言って、女のヒトは去っていきました。 「アンタも着いて来る?」 アタシがそう聞くと大男は黙って立ち上がりアタシのあとをついてきました。 アタシはその足で江ノ島駅に向かいました。 そこでイグニッションカードを手に入れ、アタシは本当の意味での銀誓学園の生徒になったのです。 |
恋愛バトン |
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Author:川崎紀里恵
年齢:17歳
誕生日:12月15日
性別:♀
使役ゴースト
フランケン:ラヴァ
蜘蛛童:メッシー
スケルトン:スキニー
サキュバス:アネモネ
マンゴー&モーラット:考え中。使役しないかも。
メセアド:sikemoku-junky+hotameil.co.jp
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